レポート

ちぃちゃんが出演した舞台『ダンスラインTOKYO』に行ってきたよというお話

5月11日、晴天の金曜日のお昼に
品川六行会ホールにちぃちゃんが出演した
アリスインプロジェクトの舞台
『ダンスラインTOKYO』を見に行ってきた。
 
初日から2日続けて天気がよくなかった中で
自分の行く日は晴れてるというのは
天気予報を見ていて前日から不思議な気がした。
 
その翌日に姫イド隊のライブの日も晴れ。
なのに舞台の千秋楽となる日地曜日はまた雨。
ちぃちゃんが自分になにか特別な電波でも
送ってるんじゃないかとすら勝手に錯覚する。
(アブないファンの思い込み)
 
本当なら初日に見たかったけれど、
終演後のサイン&握手会で
ちぃちゃんがぼっちの可能性が高いのは
きっとここだろうから
ぼっちだけは避けなければならないというのと、
 
単純に会場の入口の写真を撮るには
やっぱ昼がいいなぁとおもって
チケットの販売促進の握手会のときに
光組唯一の平日の昼公演を選んでしまった。
 
光組は千秋楽も昼公演だし
そのチケットも買えたのだけれど
カーテンコールで何人もの女の子が
泣いている姿をどんな気持ちで
見たらいいかわからなくて
未だに1度も舞台の千秋楽に公演に
行こうとおもったことがない。
(なぜか泣くときめつけてる)
 
逆に平日の昼公演の好きなところは
演者自身もまだ先の公演があるし
舞台を見終わったあとでも
その世界がまだ続いてくような気持ちで
ずっといられる気がしてしまう。
 
そろそろ観劇の当日の話を進めると
30分前に劇場に着くはずで行ったのに
到着したのはまさかの15分前。
悪い意味で涙が出そうだった。
 
それでものんきに入口で看板の写真を撮ったり
閑散としたロビーでちぃちゃんのアクトポップが
3つも並んでいるのを撮ったりしてから
グッズを買っていると
前説の音が聞こえてきて慌ててホールに入り
ちぃちゃんの声ではないことを確認したら
急にトイレに行きたくなってロビーへ逆戻り。
 
ムダにバカな描写を続けているけれど
そこですれ違った一団が
自分の中でこの回を見た意味を強くしてくれた。
 
もう前説も始まってるのに
のんびりと開始10分前にホールに入るなんて
観劇慣れした人たちだなぁとおもって
チラリと見たらよく知っている顔。
NOW ON AIRのみなみーだった。
 
その隣のショートカットの女性は
マスクをしているけれど
間違いなくゆっきーだろうとおもった。
ということはその前の列にいたのも
メンバーだったのだろううなぁとおもって
トイレに行ってからホールに入り直す。
(あとでTwitterを見たら
この日の観劇メンバーはこのふたりのほかに
みさみさとみっちゃんだったらしい)
 
握手会のときにもらった当日引き換えのチケットは
入口で交換してもらうと
こんなギリギリバカでもI列(9列目)だった。
もちろんその後ろに何列も埋まっている。
 
驚いたのは客席が埋まってるのはセンターのみ。
両サイドはS席以外に埋まっていない。
センターだけでも8割しか埋まっていない。
 
チケットの売れ行きが苦戦しているのは
Twitterを見ていて理解していたつもりだけど
ここまでとは想像していなかったし、
そんな日だとこうして見易い中央の位置で
見れるように配慮してくれるような
チケットのシステムになっているんだなぁと感心。
 
何十回も舞台を見ているわけではないので
劇場に足を運んで知ることが
きっとまだまだたくさんあるのだろう。
 
千秋楽公演で補助席が出るほど埋まったというのは
あの光景を目にした身からすると
吉報以外のなにものでもない。
 
次からはそろそろ自分も複数回観劇することを
考えないといけないかもしれない。
 
席に着いてからチラシを確認すると
姫イド隊の新しいフライヤーも入っていて
ついニヤけつつも、隣の人を意識するあまり
「へぇ~、こんなグループいるんだぁ。
興味あるけど、この公演の誰がいるんだろう」
という感じの顔をしてしまう。
 
そうこうしてる間に購入したパンフレットに
目を通す余裕もなくホールの照明が落ちる。
 
短いプロローグが終わりオープニングが始まる。
今回はすでに死んでいる苺おばあちゃんが
みんなと一緒に踊っているということに
大きな意味があるというのは
すでにあらすじを頭に入れているので
わかってるからそれだけでグッとくる。
 
そしてちぃちゃんがこれだけの大人数で
今回も華麗に踊っている。
 
ステージ奥のセンターで踊る姿は
遠近法的にほかの人たちよりも小さく見えて
リトルちぃちゃんといった感じで
滅多に見れないカーディガン姿でのダンス。
 
今回の楽曲もやっぱり胸にくる。
それだけでもう号泣。
 
「今回は3分でした」
と終演後にちぃちゃんに告げたら
またも「早いよ!!」って言われたけど
前回のアリスインの出演作
『終わらない歌を少女はうたう』は
ちょうどステージを見上げるような感じで
しかもステージ自体がまるで祭壇のように見え
さらには迷子になったのを通りがかりの人に
声をかけられて無事に劇場につけたという
さまざまな要因があって始まって1分で泣いてた。
 
それをおもうと今回の3分は
自分にとってのアリスインの標準タイム。
 
あれだけの人数の女の子たちが
一斉に踊って輝こうとしてる中で
ちゃんと輝いて見えるのだからしょうがない。
 
そしていすが出てきたかとおもったら
そこに腰掛けて短いラインダンスが挿入される。
 
「立った状態でみんなで肩を組んで足を上げるやつ」
という以上のラインダンスの知識がなかったから
昔〈ポンキッキーズ〉で大江千里さんの"夏の決心"に合わせて
女の子たちがシンクロして動いてた
あれがラインダンスだったということを初めて知った。
 
そして時空を超えて記憶の箱が開いてしまって涙加速。
観劇用のハンドタオルはもう濡れている。
 
本編が始まってみたら正直なところ不安がわいてきた。
苺役(おばあちゃん)の橘はるかさんの発したギャグ
1度目の「マジまんじゅう」は不安の最たるものだった。
 
ラッパーのふたり組、由美&理沙の
岩淵桃音さんと渡辺菜友さんが
客席の入口から登場してラップを始めたときに
「♪ドンドンパッ」のリズムに合わせて
舞台から求められるままに手拍子が起こるけれども
明らかに会場の熱量は高くない。
 
その空気が好転していくのは
演劇部の百合園絵里役の寺田真珠さんが
暴れ始めてからだったとおもう。
 
「シェイクスピ~ア~は~」と言うだけで笑いが起きて
寺田さんのことを知っている人もそうでない人も
出てくるたびに百合園が出てくると
「きっとなにかおもしろいことをやってくれるだろう」
という気持ちにスイッチが入ったのがわかる。
 
苺の孫の双子の凛胡役の八坂沙織さんが
ボックスダンスという名のどじょうすくいも
やるたびに笑いが起きて
「ボックス」という言葉が出てくるだけで
ついフフッと笑ってしまう。
 
そんな空気ができあがったあとは
「マジまんじゅう」にも勢いがつく。
 
会場について少し補足しておくと
全体的に客席は縦長になっていて
ステージは見下ろすようなかたちなので
首を上げなくていいのが楽で
いすの座り心地も映画館みたいでフカフカ。
 
ステージは前半分より後ろ半分が高くなっていて
この高低差をいかして2画面のような
見せかたをときどきしていたのが印象的で
変なところにドアがあったりするような
舞台上の仕掛けは今回はなかった。
 
少し残念だったのは演者の声があまり伸びないことで
大勢のキャラがいっぺんに喋るところなんかでは
セリフを聞き落とすことがときどきあったり
セリフが少し遠くに感じるシーンがときどきあった。
 
肝心のちぃちゃん属する生徒会は
どちらかというと生徒会というよりも
風紀委員のイメージに近くて
校則違反の取締りが主な活動。
 
校則違反を取り締まって
実績を積み上げようと躍起になって
会長以外の3人トリオは暴走するのだけれど
 
このトリオが登場するときに
おなじ所から登場するのにパントマイムで
それぞれ違うドアを開けて入ってきて
ツッコまれるという小ネタが
マジメな顔をしてやってるギャップが
おかしくて笑いを誘った。
 
誰もいなくなったステージからはけるときに
腰を落として両手を広げた変なかっこうで
ひっそりと出ていくシーンで
ちぃちゃん演じる1年の稲城綾芽が
2年のふたりに向かって
「これってなにか意味があるんですか」
っていうツッコミを入れるシーンは
会場はそれほどわかなかったけど
個人的にかなり好きなシーン。
(だってツッコミながらも
稲城も先輩と一緒に真顔でやってるんだもの)
 
序盤のほうで生徒会が登場するたびに
ちぃちゃんがラジカセを持って登場して
上げたスッと挙げた右手を振り下ろして
スイッチを止めるたびに
会場のBGMが止まるというところでは
話の筋が飛んでしまうぐらい
「稲城かっこいい・・・」としびれた。
(その都度泣いてる)
 
生徒会トリオが刑事ふうに登場するシーンでは
舞台上段から華麗に飛び降りる稲城にうっとり。
 
しかしそんなうっとりタイムはもろくも崩れる。
 
百合園のコミカルなパワーに感情移入して
生徒会長の横暴からダンス部を救うべく
演劇部とダンス部が手を組んで
コンテストに向けて
一緒にがんばろうとなったその瞬間
 
生徒会長がラッパーたちを従えて
演劇部とダンス部の計画を壊してしまった。
すでにそのコンテストには自分が登録したから
おなじ学校から重複登録はできないと。
 
稲城のがんばる姿が見たくて
生徒会の活躍を楽しみにしてた自分でさえ
おもうくらいにはあの瞬間は
演劇部とダンス部に肩入れして見ていた。
 
生徒会の存在が嫌われ者という立場なのは
最初からわかっていたし
最終的に倒されるべき存在かもしれないと
それぐらいは覚悟していたつもりだった
 
それでも手を組んだことの意味すら
奪ってしまったことが衝撃で
パニックになって号泣。
 
そして冒頭から変な感じだなとおもっていた
苺の孫の双子の片割れ
天音みほさん演じる美環の正体が告げられる。
 
序盤から苺のセリフなどで
なんとなくわかってはいたけれど
美環自身が自分が死んでいることに
気づいてないことはこの瞬間までわからなかった。
 
苺、美環、凛胡の演技にひたすら胸を打たれて
まだ中盤を過ぎたあたりだというのに
そろそろキャパオーバーになると
ハンドタオルが訴えていた。
 
「生きてるってかっこいい」という
メッセージが展開されていくのだけれども
そのメッセージが見ている側の共感を得るために
ここまでの道のりがあった。
 
すでに愛おしく感じるようになった
キャラクターたちがメッセージを伝えてくる。
それを拒む理由なんてなにもなかった。
 
苺というキャラクターの存在のせいで
昔読んだ『夏のあらし!』で
嵐山小夜子が上賀茂潤に言った
「生きてるあなたは恋をしなよ」
というセリフが不意に自分の胸によみがえる。
 
そしてこのあたりから
あちこちですすり泣く音が最後まで響いていた。
 
後半は演劇部とダンス部に
生徒会とラッパーも加わり全員一丸となって
ロサンゼルス行きをかけたコンテストに向けて
かつて苺がやっていたという
ラインダンスをやることになる。
 
死んだ美環が凛胡に残したものは
みんながつながって
まさに美しい環となった。
 
そんな中で生徒会高幡千真枝役の
小村優香さんの全力でまっすぐな演技の
選手宣誓に会場がわいた瞬間にジーンときた。
 
パンフレットの座談会でも
「小村さんの全力の演技がまさに高幡っぽい」
という感じの会話があるけれども、
 
そのシーンの少し前に
それまで消極的だった凛胡がみんなと打ち解けて
各キャラに好きだと告げていく中で
生徒会長にも好きだと言ったのに
 
唯一好きと告げられない生徒会トリオが口をそろえて
「え~っ、わたしたちは~!?」という
明らかな笑いどころがあって
 
生徒会トリオがそれまでの強い立場から
弱い立場に回ったこともあって
コミカルな3人のかわいげが乗るのだけれども
 
そのシーンに対しての客席の反応が
自分が感じているよりも薄い印象があったから
高幡の選手宣誓がちゃんとハマったことが
まるで自分が救われたような気さえした。
 
チケットを買いに行った握手会のときに
ちぃちゃんの直前に小村さんと握手したけれども
そのときの手を握る強さと
全力で話しかけてくる一生懸命さは
いまでも忘れられない。
 
そして後半は、あれだけ厳しかった生徒会長
若葉香織役の針谷早織さんが一気にデレる。
絶対にS席で見たらほれてしまうだろうおもうほど
かわいさが爆発していた。
 
エンディングのところではセリフはないけれど
生徒会4人が一緒に楽しそうにしてるシーンがあって
初めて生徒会の日常を目にした気がして
それだけで涙が出た。
 
田端美紅役の林田鈴菜さんは
高幡とそろってメガネ。
そしてツインテール。
 
メガネをしてる女の子が好きで
始めて見る人でもメガネのキャラだと
それだけで注目して見てしまうので
かなり好きになって帰ってくるのだけど
今回は田端のメガネに夢中だった。
 
今回のメガネキャラとして生徒会が選ばれたときに
なぜそこで稲城が選ばれなかったのかと
田端のメガネに嫉妬すら感じた。
(気持ち的に「田端のメガネ」って書いてるけど
「メガネの田端」が本当は正しい)
 
サイン&握手会の列待ち時間に
ちぃちゃんの隣だった
メガネのない田端をガン見したけど
目の前であんなメガネスマイル見てたら
きっとたじろいでしまっただろう。
 
メガネの想い出で言うと
今回百合園役で出ていた寺田さんは
『終わらない歌を少女はうたう』で
メガネがとても似合っていたので
一気に好きになったのがまるで昨日のことのよう。
 
そんな寺田さんと握手会で話したときに
「誰のファンですか」と訊かれたので
ちぃちゃんの名前を出したら
「おなじ事務所ですよ」と言ってくれて
ちぃちゃんとはコースが違うはずなのに
そんなことまで知ってくれてるんだと嬉しかった。
 
しかも「千明ちゃん」と呼んでいたので
自分がおもってるよりもふたりのあいだの距離は
近いのかもしれないとおもった。
 
メガネの話から舞台の話に戻ると
ラインダンスの練習風景は
音楽に乗せたダイジェスト形式で
今度こそ高揚感と爽やかな気分が全身をかけめぐる。
 
自分が目立たないと気が済まない
長沼亜里沙が戻ってきたダンス部
一丸となってがんばる演劇部
生徒会は当然てんてこまいで、その姿が愛らしい。
 
ハンドタオルがキャパを超えたので
鼻水はすするしかなく、涙はそででふくしかない。
 
クライマックスのラインダンスまでが一気に終わり
エピローグを迎える。
 
序盤と打って変わって手拍子は大きくなり
カーテンコールの拍手も大きかった。
2時間弱という時間の中で大勢の人の心が
震えたのが手に取るようにわかった。
 
カーテンコールが終わって
ちぃちゃんが舞台からはけていくときに
振り向きながら手を振って
はねるようにして笑顔で去っていく姿は
もう言葉にならない。
 
終演後のサイン&握手会は
今回はステージ上ではなくロビー側で行われ
以前のように参加券と引き換えに
ポイントをわたされる仕組みはなくなっていて
ダブルキャストのブロックに入るときに
参加券をわたす仕組みになっていた。
 
心配していたサイン会ぼっちは
自分の前にも並んでいる人がいて
丁寧に対応するちぃちゃんを眺めることができた。
 
家に着いてからようやくパンフレットを
読み込むことができたのだけれども
座談会で「ほかに演じてみたい役」という話題で
NOW ON AIRの岩淵桃音さんが
稲城の名前を挙げていて震えた。
 
どっちのキャストを見てそうおもったのかとか
理由はなにも書いてないからなぜかはわからない。
 
それでもちぃちゃんのやっていた役を
やってみたいと言ってくれてることが嬉しかった。
 
NOW ON AIRと姫イド隊は
『A&Gサタデーライブ!』という番組の
公開生放送で1度だけ共演したことがあって
そこでのパフォーマンスを自分は目にしている。
 
NOAの6人が主演声優を務めたアニメ映画
『きみの声をとどけたい』が公開される1ヶ月前。
映画がロングランになることもまだ知らないころ。
 
今回の『ダンスラインTOKYO』にも通じる
青春の爽やかな1ページを切り取ったような楽曲と
初々しい緊張感が漂う中でのパフォーマンスに
その場でノックアウトされた。
そして姫イド隊の楽曲にも通じる希望を歌っていた。
 
NOAのほうは共演した日に歌った楽曲ではないけれど
歌詞を並べるとお互いの楽曲の
世界観の近さがわかる。
 
 
大きな声で言うんだよ 一緒にいれること
ありがとうっ ホントに感謝ですっ!
ファンタスティックなサイクル
 
猫も杓子も遠いようで ち・か・い
ココロ透かして見れないけど
そばにいるって感じるよ
 
ころびそうになっても くじけそうになっても
大丈夫 これから世界は
ゆるりゆーらゆーらと 色を変えていく
準備はいいよね?(準備はいいよね?)
いくよほら!(いくよほら!)
溢れる勇気を胸にだいて
キラキラヒカル 明日に届け!
    姫イド隊 "キラキラヒカル"
 
 
"ここまで"って決めないよ
可能性だらけのイマ 何でもやってみよう
超えてゆこうよ(新しい世界)
実現しようよ一緒に…!
 
それぞれの手のひらに生まれたキボウノカケラ
真っ青な空にかざして誓った言葉は
ひとりでは想像もつかないくらい大きな
夢になる 支えになる
待ってて…! 私たちの未来
    NOW ON AIR "キボウノカケラ"
 
 
かなえたいことを かなえないままに
ほうっておけば ずっとかなわないまま
のがれようのない せつない思い出も
君が見てた景色いつか
こたえにつながる
ねがいは ひとつひとつ違うから
ちがうやりかたで みんな一歩ずつ前へ
 
同じラインに立って ぼくはきみと走り出す
同じ景色見つめて 振り向かなくてもわかる
届けぼくのこの声 届け世界の果てに
届け光を超えて 届け未来のきみへ
  『ダンスラインTOKYO』主題歌 "ライン"
 
 
あの日あの場所でNOAのメンバーたちと
『ダンスラインTOKYO』を見ていたのことは
自分にとって大きな意味があった。
 
NOAのメンバーも姫イド隊のメンバーもみんな
声優として大きく活躍できることを夢見ている。
おなじ時代におなじ夢を持って並走している。
 
違う場所で生まれておなじ夢を持った
女の子がどうしが出会って
誰かと叶えたい新しい夢が生まれる。
それは支え合うことを可能にしてくれる。
 
作中では生きていることのすばらしさが語られるけれど
『ダンスラインTOKYO』のキャッチコピーはこれだった。
 
「誰もがどこかで、誰かとつながっている。」

 

 

きょーこさんとちぃちゃんの舞台に行ってきたよというお話

公演チケット
公演チケット
 
3月17日にきょーこさんとちぃちゃんが出演した
サンミュージックアカデミー声優専科1期生修了公演
舞台『へなちょこヴィーナス』を見に行ってきました。
 
この公演への出演はきょーこさんもちぃちゃんも
Twitterに一切告知を書かずにいたものなので
姫イド隊のファンでも一部の人たちしか
公演の存在を知らないままで
 
突如きょーこさんの誕生日に
ちぃちゃんとふたりで
チアリーディングのコスプレをしている写真が
ふたりのツイートでなされて
いったいふたりはどうしたんだろうと
おもったかたもいたかもしれません。
 
そんな公演ではありますが
情報をつかんでしまったからには
行くしかないだろうということで
本人たちには迷惑かもしれないけど
突撃してしまいました。
 
JR新大久保駅の改札を出て
目の前の通りの信号を渡ると
角にマツモトキヨシの存在を確認
その次の角を曲がると
大通りでのにぎわいが嘘のように人は少なく
当たり前だけれどもお店らしいお店もあまりない。
 
この日のお目当てのエンタメカフェ R&Bバーは
路地に入ってから50m進んだところで駅からは徒歩2分。
 
カフェという名がついてるから
てっきりカフェっぽい店構えかとおもいきや
お店自体は地下にあり
地下へ向かう階段の前に立て看板が出ていて
そこに公演のチラシが貼られていて
確かにここが公演場所であることを確認
(手でふれてみたら明らかにコピー用紙で
カラー印刷されたものでした)。
 
到着したのが開演10分前ということもあって
禁煙の店内から出て看板のあたりで
一服しているとおぼしき人がチラホラ。
 
ふたりとも告知しなかったので
個人の集客カウントはないのかとおもったら
入口でお金を払って公演チケットと
ドリンクチケットを受け取ると
お目当てのキャストを訊かれ
キャスト名簿の横に記入されている名前が
少ないほうの名前をとっさにご指名。
 
店内に入ると会場の前方3分の2にいすが置かれ
予想より大勢の人が押しかけた時のことを考えてか
後ろの空間はややゆとりがある。
 
お店のホームページを見た感じだと
並べられていたいすはだいたい50脚ぐらいとおもわれ
入った時には7割がた埋まっていたものの
「前のほうの席が空いているので
できれば前からつめてもらうように」という指示を
出そうとしている気配をスタッフ同士の会話からを感じて
 
ふたつきの容器に入れられたドリンクを受け取ってから
最前列へ回ってみると
やはりポツンと空いた席があったので
隣の席の人に声をかけて
空席を確認をしてから着席(全席自由)。
 
多分看板のところで一服してた人たちを加えると
この時点でかなり席が埋まっていたことになるし
入場した時点では自分の後ろに
列に並んでる人が何人かいました。
 
舞台の内容は
理事長からチア部を作るように
指示された男性教師が顧問となって
母親がダンスをやっていた女の子を中心に
チア初心者の女の子を次から次へと
部とへスカウトしていき
部員どうしがぶつかりあいながら
実績を作るために
陸上部エースの応援をするというお話。
 
(本当はもう少し登場人物がいますが
これ以上踏み込むと書きすぎと
おもう人がいるかもしれないので
あらすじはこのへんまでにします)
 
ステージの美術はというとこれといってなく
いすとして使えるサイズの四角いブロックが
壁面にズラッと並んでいるだけでした。
 
きょーこさんとちぃちゃんのキャラはというと
Twitterにあがっている写真を見ての通り
ふたりともチア部のメンバーの役。
 
きょーこさんの役はミキという
帰国子女のメガネっ娘という設定で
おもったよりはかなり日本語で喋っていたけど
カタコトで喋っている姿がかわいかったです。
 
そして衣装はチアの衣装以外は主に制服姿で
上着はなかったものの
長そでのワイシャツにリボン
赤をベースにしたタータンチェックのスカートが印象的。
 
なんといっても初のメガネキャラということで
チアの姿のきょーこさんもレアなら
メガネをしたまま踊るきょーこさんを
生で見れるのもレアという
きょーこさん好きにはたまらない作品!!
 
ちぃちゃんはアヤという
芸能界にあこがれるツインテールの女の子の役で
チアの衣装以外は主にピンクのパーカーに
一分丈のアッシュのレギンスという姿が印象的
(かなりの太もも率!!)。
 
「きゃぴきゃぴってなんだ…?ぶりっこってなんだ…??」
というツイートが公演の前日にありましたが
このキャラのことを言ってたんだろうなと
おもうくらいにはそうゆう要素のあるキャラでした。
 
姫イド隊のファンの身としては
きょーこさんは英語が苦手なことを知ってるし
ちぃちゃんはツイートの通り
きゃぴきゃぴとかぶりっことは違って
「肩身がせめぇ」という側の性格なはずなので
 
それぞれが等身大の自分が苦手な部分を
役として演じなければいけないというのは
今作をやるにあたっては
チャレンジングな部分だったかもしれません。
 
そして役を通じてしか見ることができないと
舞台を見るたびに感じるのは
キャラクターがお互いにぶつかりあったり
挫折を経験したりする瞬間が
目の前で繰り広げられること。
 
姫イド隊の普段の活動では
ファンに向かって表現することのない感情を
舞台の上では役を通じて表現しているので
 
ふたりの表現するネガティブな感情を
目の当たりにしてみて
やっぱりいつもと違って
感情が激しく反応して自分もかなしい気分になるし
自分が作品に入り込んでいることに
その瞬間にハッと気づかされました。
 
チアのダンスのシーンでは
複雑なフォーメーションはなく
それぞれが固定の位置でのダンスだったため
個人的にはステージに向かって左はじで見ていて
ちぃちゃんが目の前で踊っていた反面
きょーこさんは逆サイドのポジションなので
どっちの位置に座っても
どっちかは見れるという感じでひと安心。
 
70分の公演が終了するとお見送りタイムがあり
もちろん各役者は衣装姿で
チア部のメンバーはその時間もみんなチアの姿。
 
キャストみんなそれぞれ
自分の知り合いのもとにかけつける中で
ちぃちゃんときょーこさんは
入口付近にふたりそろって並んで
お見送りしてくれました
(ドリンクの容器は見送られる前に返却)。
 
去年きょーこさんの舞台に何度か
当日券でかけこんだことがありますが
そうゆう時はだいたい決まって
お見送りで見逃さないような位置で
待っていてくれるので
今回もその気遣いに感動しました。
 
姫イド隊のファンはほぼ最前列にいて
舞台から見えてたらしいですが
お見送りタイムになった瞬間に
とにかくまっ先に入口付近に向かっていたので
多分今回も見逃さないようにしたいと
おもってくれていたんだろうなと
勝手におもっています。
 
告知とかしてくれないくせに
来た人にはやっぱり優しい。
 
ちなみにちぃちゃんの舞台だと
終演後にサイン&握手会があって
自分から会いにいくことが多かったので
こうしてお見送りされるのは
多分『はいぼか』以来のこと。
 
座席にフライヤーが置かれてなかったので
帰り際にスタッフの人に
フライヤーはないのか訊ねたら
「ありません」と言われて
 
看板を撮るカメラを忘れた自分を呪ったものの
無事にフライヤーの内容は
Twitterにあがっていたのでことなきをえました。
 
以上でレポート終了です。
 
 

セカンドワンマンライブに行ってきたよというお話

セットリスト

M1. うれしいひなまつり(姫イドVer.)
M2. 手ノヒラ勇気 (Clover Edition)
M3. irony
~~~MC~~~
M4. もってけ!セーラーふく
M5. God knows...
M6. DIG DIG
~~~MC~~~
M7. コネクト
M8. キラキラヒカル
~~~MC~~~
E1. Don't say "lazy"
E2. 未来ひとつ

 

 

3月3日土曜日に渋谷DESEO miniで行われた姫イド隊のセカンド・ワンマン・ライブ『姫イドWonder Party ~ドール*フェスティバル~』に行ってきました。
 
1年前の生誕祭ライブは小雨が降っていたなぁということをおもいだしながら、晴天でぽかぽかした陽気の中、姫イド隊のライブとしてなじみ深くなった会場に着くとこれから行われるライブの告知が載っている立て看板がお出迎え。
 
12時を回って開場になると姫イド隊の新グッズであるTシャツや缶バッジ、そしておなじみのチェキ券などを求めて1階の物販スペースはにぎわっていて、物販を済ませて2階のライブ・スペースに移動すると、前回のワンマン・ライブなどで会場の両脇に置かれていた長机がなくなって、いつもより少し広く感じる。
 
早速Tシャツに着替えて、購入したランダム缶バッジを開封。ダブッたものを顔なじみの人と交換してもらえてラッキー。
 
荷物を壁に立てかけ、貴重品だけをもって1階に降りてバー・カウンターでドリンクの引換券で場内にある自販機専用のコインと交換してもらい、ドリンクを入手。準備万端で開演を待つ。
 
前回はかっこいいダンス・ミュージックをバックに、手拍子が起こる中でメンバーが登場しただけに、今回もまたおなじ曲なのか、はたまたまた違ったダンス・ナンバーとともに出てくるのかなとおもったら、聞こえてきたのは和楽器の音。しかも童謡の"たのしいひなまつり"。
 
「あかりをつけましょ ぼんぼりに / お花をあげましょ 桃の花」のところまでは完全に歌も音源のものだとおもっていたら、それに続いて「4人ばやしの姫イド隊」という歌詞が聞こえてきたので、本人たちの歌唱だということに気づく。
  
そして「今日は楽しい」というところまでメロディーに乗ってたかとおもうといきなり「姫イド Wonder Party! 〜ドール*フェスティバル〜!!」という掛け声が響く(この部分は記憶にあまり自信がない)。
 
BGMが『Café de 姫イド(通称:カフェイド)』でおなじみの"キラキラヒカル"のインストになったかとおもったら、ステージからみかりんとちぃちゃんが登場。さらには後ろからきょーこさんとなのちゃんが登場して、手にしたバスケットからなにかをみんなに配り始める。
 
いきなりまさかのメンバーとふれあえる演出に度肝を抜かれながらも、自分から手を伸ばしてきょーこさんから受け取ったら、それはひなあられだった(貴重品入れに収納)。
 
チェキ会の時にこの話をみかりんとしたら「なんかまきたいなっておもって」という発想だったらしい。正直、食べ物をもらう以上にメンバーがいきなり自分のところまで来てくれることにびっくりした。
 
ひなあられが配り終わって、ステージにメンバー全員がそろったところで改めてライブが始まる。
 
オリジナル曲の"手ノヒラ勇気 (Clover Edition) "に続いて歌ったのは現在の4人では初披露となる"irony"。調べたらこの曲を最後に歌ったのは2016年10月23日のパシフィコ横浜だったらしい。なのちゃん以外のメンバーとしても約1年半ぶりのパフォーマンスということになる。
 
そしてMCのお時間。メンバーがそれぞれ自己紹介をしていく。ただ、去年はいろんなライブで見てきた並びだと、左から「みかりん→ちぃちゃん→きょーこさん→なのちゃん」という感じでなのちゃんがトリだったのが、今回は「みかりん→きょーこさん→なのちゃん→ちぃちゃん」という並びでなんだか新鮮。
 
そしてちぃちゃんとみかりんのかけあいから「今日はなんの日かみんなわかる~?? せ~の!!」といきなりこっちにマイクを向ける。「姫イド Wonder Party!!」と言うべきか「ひなまつり!!」と言うべきかみんな混乱。でも正解は「そう、ひなまつりですね」ということだったらしい。
 
そしてきょーこさんとなのちゃんのかけあいで"irony"がこの4人で初披露だったことにふれる。そしてなんと、なのちゃんはこの1年間の活動を通してダンスのおぼえが早くなったという発表がなされて拍手が起きる。
 
チェキ会の時にきょーこさんと"irony"のことについて話したら、どうやらこの曲がいちばんダンスが難しいらしくて、なのちゃんが入ってからは後回しにされていたということらしい。そしてこの曲が大好きなきょーこさんとしては久しぶりにできてすごく嬉しかったとのこと。
 
MCが終わり、ポンポンを持って"もってけ!セーラーふく"を「さあはじまるざますよ」「いくでがんす」「ふんがー」「まともにはじめなさいよ」というセリフ(もちろんメンバー自身が言ってる)のところからスタート。
 
そして現在の姫イド隊のレパートリの中で最も古い"God knows..."でみんなで楽しく「オイッ!! オイッ!!」タイムをはさんで、オリジナル曲の"DIG DIG"で振りコピタイム。
 
2度目のMCでは告知タイム。3月9日にカフェイドの番外編があるからライブの感想を送ること、4月29日に東京流通センターで行われる『M3-2018春』に参加することが告げられ、さらには初出し情報として4月5日に星乃ちろるさんの主催ライブ『Colorful☆Stars Vol.31 ~春のさくらいぶ♡~』への出演決定が発表される。
 
「ここからは後半戦です!!」という言葉で時間の早さを痛感。12月に初披露されたばかりのカバー曲"コネクト"、そして去年出たシングルの"キラキラヒカル"が祈りのように響く。
 
後半が始まったかとおもったら2曲で終了し、メンバーがステージからはけていく。
 
みんなで「アンコール!!」を叫ぶ・・・けど出てこない・・・それでも叫ぶ・・・でもまだ出てこない・・・いったい何分ぐらい経ったかわからないけど(多分5分ぐらいはあったんじゃなかろうか)、やっとステージの明かりが点いてメンバーが戻ってきた!! 新登場になった自分のカラーのTシャツ姿で!!
 
ということで物販の販売促進という感じで、新しく発売されたTシャツや缶バッジのデザインにわれている〈himeidot.〉シリーズのドット絵を手掛けたちぃちゃんが絵のポイントを紹介していく。
 
ロゴのポイントは〈×〉のところに4人のカラーがあしらわれていることと、ちぃちゃんの趣味で王冠が入っているところ。
 
そしてメンバーのドット絵のポイントは、ほかの3人よりみかりんが1ドットぶん小さいこと。しかも缶バッジのほうも1ドットぶんちゃんと小さくなっているとのことで会場が笑い声に包まれる。
 
そして前回もやった恒例の撮影タイム!! メンバー全員とファンのみんなで一緒に、1度目はみんなで姫イドポーズ、2度目は自由なポーズでパシャリ。
 
のちにツイートで報告がなかったけれど、実は今回のワンマン・ライブも2016年の1年間メンバーだったえりぴんくが来ていたので、この写真を見ると写ってます。しかもライブ中は持参した光る棒を楽しそうに振ってました。
 
アンコールではみんなでタオルを持って"Don't say "lazy""(もちろん姫イド隊デザインのタオルもまだ売ってる)を歌い、間奏のところでメンバー全員がタオルを後ろにバッと投げるパフォーマンスも健在。
 
最後にオリジナル曲の"未来ひとつ"でみかりんの「いくぞ!!」の声とともにこの日最後の「オイッ!! オイッ!!」タイムでライブは終了。
 
ステージに持ってきた水やポンポンを手にしてメンバーがステージを去ってゆく(なのにタオルだけ全員ぶんステージ上に残されていたというのはここだけの話)。
 
1階の物販スペースに移動するとメンバーがTシャツ姿のまま登場。チェキ会が始まるかとおもいきや、なのちゃんからなにか発表があるということで3人は本気で恐怖におびえる。
 
3人の知らないことをなのちゃんがスタッフさんと打ち合わせみたいな会話をしていることに気がついて、平静を装いながら3人で会話をしつつ、耳だけはなのちゃんたちの会話に耳をしましていたらしい。しかし、それでもなにが起きるのかはわからずに「本当にこわい!!」とおびえっぱなし。
 
ファンのみんなはしゃがんで、スタッフさんが動画で撮影している中で発表された内容はなんと「4万円ぶんの叙々苑お食事券 by ファン一同」の贈呈式!!
 
ということで、実はなのちゃん以外にファンのみんなもなにが起きるのかわかっていて、知らないのは3人だけなのでした。
 
なぜなのちゃんだけが知らされていたかというと、首謀者が姫イド隊に加入する前からのなのちゃんファンだったからなのだとおもう。
 
事前にスタッフさんに根回しもして、先月のカフェイドの公開生放送の時に、チェキ会が始まる前にいったん会場の外に出た時にこの企画をほかの参加者に知らせていたので、知ってるファンはその時から知っていた。
 
なのちゃんが手にした袋からとり出された叙々苑のお食事券に喜びつつも、セカンド・ワンマンで区切りもいいし、ほんとは卒業するんじゃないかとおもってたことを3人は次々に告白。でもお食事券で顔をはたいたり、においをかいだりして楽しむことも忘れない。
 
チェキ券と撮影システムが変更になってから本格的にチェキ会をやるのは初。ということでメンバーごとに列を作って撮影&サインが進んでいく。
 
メンバーはそれぞれ肩からポシェットをさげて、わたされたチェキ券を収納していくため、撮影中もポシェットを肩にかけたままのことが多い。
 
ポシェットはみかりんときょーこさんがパワーパフガールズでおそろいで、前日にきょーこさんが買ってきたものらしく、実はふたりともバブルス(青)が好きなんだけど、自分のカラーであるブロッサム(ピンク)とバターカップ(緑)にしたとのこと(みかりん情報)。
 
Tシャツについてきょーこさんと話していたら、メンバーカラーではないブラックのシャツは当初から予定されていたものではなく、カフェイドの公開ニコ生の時のアンケートをもとにして作ることが決まったらしい。
 
カラーの候補はグレーかブラックのふたつがあって、汗をかいた時にグレーだと見た目がよくないということでブラックになったという話をしてくれました。
 
チェキ会でメンバーの近くにきて、実はこの日はネックレスや指輪、ヘアピンなどがメンバーでおそろいだったことに気づく(そのへんも気にしてTwitterにあがってるメンバーの写真を見るといいかもしれません)。
 
そうゆう細かいところまで自分たちで「この日は特別な日なんだ」という意気込みが表れているのを感じて、来てよかったなぁと改めて実感。
 
チェキ会の途中にアイドルの子が自分たちのポスターを持ち込んでお店の人に店内に貼ってもらえないか交渉している瞬間を目撃したりもしました。
 
12時30分ごろに始まったライブが1時間後に終わって、14時半ごろにチェキ会が終了(だったとおもいますが45分まで延びてたかも)。時間が押してしまい、スタンプカードが溜まって全員チェキ希望の人は撮影のみで、サインは後日ということに。
 
会場を出ると一部のファンの人たちはそのままファミレスへと流れてオフ会を楽しんだ模様。またひとつすてきな想い出ができた1日でした。
 
会場の入口
会場の入口
チケットとひなあられ
チケットとひなあられ

チェキ会いちばん左
チェキ会いちばん左
チェキ会みかりんの隣
チェキ会みかりんの隣

チェキ会なのちゃんの隣
チェキ会なのちゃんの隣
チェキ会いちばん右
チェキ会いちばん右

当日某氏から渡された茶封筒にクリップされていた紙
当日某氏から渡された茶封筒にクリップされていた紙
お花
お花

カフェイドの公開ニコ生に行ってきたよというレポ

ドリンクとともにわたされたチロルチョコ
ドリンクとともにわたされたチロルチョコ
新宿を伊勢丹からマルイメンズ館へ向かい、新宿駅から遠ざかるように靖国通りを折れ曲がった先にある八千代銀行の出ている細い路地に入って行くと、ニョキニョキと天高く伸びたビルが立ち並んだ中、看板も出ていないシャッターの前、せいぜい車1台を横に停められる程度の広さの空間に姫イド隊のライブでよく見かける顔が数名すでにいて、そこが会場であるシュミノバ(Shuminova)だということに気づいてハッとなる。
 
シャッターの右脇に奥へと向かう通路があるけれども、どうやらそっちは入り口ではないらしく、来た順番に壁ぞいに並んだりはしていなくて、シャッターの前でたむろっている。
 
ビルの名前を確認しようとおもってあちこち見ていたら、シャッター脇の通路の壁に確かに「ARTEMIS」と書かれたプレートが埋め込まれていて、確かに今回の目的地だと確信。シュミノバはその1階というのは事前調査で確認済み。
 
開場時間が近づき、人がどんどん集まってきて、ついにシャッターが上がり、ガラス張りの店内があらわになって、店の奥のほうにメンバーが並んでいる姿が見える。
 
入場はてっきり自分の名前を告げて出席確認を行うんだとおもってたら、特にそうゆう確認はなかった。9割がた姫イド隊のライブによく来ている人たちだからなのか。スタッフの篠崎さんにお金を渡すと、ドリンクの引換券と「姫イド隊Tシャツサイズ、カラーアンケート」という用紙を渡されて入場。
 
お店は入口から奥へと長く、横幅はそんなにない。入口すぐ左にテーブルや照明がセッティングされていて、その奥にカウンターがあり、カウンター越しにメンバーがそろって次から次へとドリンクの対応をしていて、ファンの人たちの荷物置き場と化した壁沿いのテーブルの隙間のかなり狭い店内をファンのみんなは入れ替わり、時にはいったん外に出ながらしてドリンクをもらっていく。
 
ドリンクはコーヒー、紅茶、日本茶から選べてすべてアイスのみ。コーヒーか紅茶を選ぶとオプションで「ミルクとガムシロップは入れますか」と質問される。
 
率先してきりもりしているみかりんに紅茶にミルクとガムシロップをお願いしたら、取っ手のない150ccぐらいの丸いグラスに氷とともに注がれたミルクティーは甘党もびっくりの甘さだった。ドリンクと一緒に渡された半透明の小袋にはチロルチョコがふたつ入っていたので、その場で食べずにお土産にした。
 
そうこうしているあいだにニコ生開始時間の14時を過ぎてしまい、徐々にメンバーはセッティングされているテーブルへと向かい、ファンのみんなも入口付近のテーブルの前に2列に置かれたいすへとぎゅうぎゅうに着席していく。
 
店の正面はガラス張りなので、メンバーが座ってる位置には外から中がのぞけないようについたてが置かれていて、外側からカウンターに向かって壁沿いに、なのちゃん、みかりん、ちぃちゃん、きょーこさんの順番で着席。
 
蛍光灯のような明るい照明が店内にないので、なのちゃん側の正面から1台、そしてカウンター側からもう1台の2台の照明が当てられて、カメラはそれぞれ照明の脇に1台ずつ。いつもの放送だとマイクは2本見えているけれど、この日はテーブルの上に1本だけというセッティング。
 
ニコ生の放送中はカウンターのほうには誰もいないのかというと、店側のほうに姫イド隊スタッフの篠崎さんがスマホを片手に、客席側のほうに男性スタッフのかたが3台のパソコンを駆使して(実際放送に使ってたのは2台だったかもしれないけど)放送をチェックしたり見やすいようにあれこれしていて、その光景に番組作りの現場にいることを強く感じた。
 
放送が終わるとファンはいったんみんな外に出て、入口で篠崎さんからチェキ券を買って、さっきまでテーブルが置かれていた狭いスペースでチェキ会が行われていく。
 
放送中に見えていた大きな窓の絵の背景は実はタペストリーで、その奥は少しスペースがあって、いろいろと物が置かれていたりした。
 
このタペストリーはチェキ会でも大活躍。タペストリーを背景に、おたまやパスタトング(普通のトングじゃないやつ)、アイスディッシャーなどの調理器具を手に私服にエプロン姿でチェキ撮影というちょっとレアなチェキを入手。
 
きょーこさんは無事に大学の卒論が認められて、4年で無事に卒業できるという発表がチェキ会の終盤で突如なされて拍手が起きていた。

 

チェキ会の最後はみんなで拍手してワ~ッと大きくなったところで「パンッ!! パン・パン・パン!!」という〈笑っていいとも!〉でおなじみの手拍子で締められた。
 
 

『アニラブオールスター2017』に行ってきたよというお話

『アニラブオールスター2017』のリポート

 

需要があるかはわかりませんが、12月29日の『アニラブオールスター2017』の姫イド隊のリポートです。自分用にメモ程度に書いてたらおもってたより長くなったので、「せっかくだから載せるか」ということでひっそりと置いておきます。

 

この日は出演者全員参加型のイベントで、前半がチーム戦、中盤にライブ、後半は個人戦での「アニラブ王座決定戦」でした。

 

前半のチーム分けは、

姫イド隊の4人がが「肉クイ隊」。

アニラブ11期の4人(草本さん、涼本さん、高橋さん、峯田さん)が「せぞんイレブン」。

アニラブ!ガチャガチャの出演者3人(吉野さん、大野さん、嘉陽さん)に桜木さんを加えた4人が「gacha-cha-s(ガチャチャーズ。最後のsは桜木さんのs)」。

アニラブ7期の3人(後藤さん、和久井さん、水間さん)に、インフルエンザで欠席となった伊達さんの代わりに湊元さんが加わって「STAY TUNES! SideM」(ちなみにMは湊元さんのM)。

勝利チームにはバーベキューが与えられるということでお肉大好き肉クイ隊は本気モード。

ここまで司会をしていた湊元さんと後藤さんがチームに入ってしまったので、ここで司会が松田さんにバトンタッチ。

※湊元さんと松田さんが残って最後にどっちがSTAY TUNES!に入るかという段階で、やたらはりきって松田さんが「ハイハイハイハイ!!」って言ってるのに対して和久井さんと水間さんが本気で「こわ~い」って言ってて、ここで30過ぎの松田さんは早々に心が折れました。まぁ、始まる前から湊元さんに決まってたからチーム名も決まってたんですけど、松田さんは果敢に攻めました。

 

1回戦のゲームが去年のアニラブイベントでもやった、4文字の穴埋めクイズを4人で1文字ずつ書いて同時に回答するもので、各チーム3問ずつチャレンジ。

 

われらが肉クイ隊の布陣は

1文字目にみかりん、

2文字目にきょーこさん、

3文字目にちぃちゃん、

4文字目になのちゃん

という配置。

 

第1問目は、NHKの番組『おかあさんといっしょ』の11代目うたのおにいさん、○○○○おにいさん。これに対して出た答えが「たらひち」でした。『うらみちお兄さん』とたかひろというのと、ふた手に別れた結果の答えにも関わらず、正解は「だいすけ」おにいさんでした。

 

第2問は、今年のNHKの大河ドラマは『おんな城主○○○○』。これを見事に「なおとら」ということで正解!! 最後のなのちゃんがカタカナで「ラ」と書いたのが実はひらがなで「う」だったんじゃないかという疑惑があったのもの、正解と認められました。

 

第3問は不特定多数の人が通常インターネット経由で他の人々や組織に財源の提供や協力などを行う○○○○ファンディング。これも「クラウド」と見事に正解。

 

1回戦が終わってせぞんイレブンが0ポイント、

gacha-cha-sが1ポイント、

STAY TUNES! SideMは伊達さんのポジションに入るというプレッシャーの中、湊元さんだけ間違えたりして1ポイント、

見事に2ポイントを獲得した肉クイ隊はこの時点でトップ。

 

2回戦はジャスチャー伝言ゲームを各チーム1問ずつのチャレンジ。

逆転が可能なように正解したチームは3ポイントゲット。

そして1位である肉クイ隊からチャレンジスタート。

 

今回の布陣は

ちぃちゃん→みかりん→きょーこさん→なのちゃん

という順番。

 

ちぃちゃんからみかりん、みかりんからきょーこさんへはスムーズに伝わったものの、きょーこさんのジェスチャーに会場からどよめきが起こり、そしてなのちゃんの回答は、だるま落とし、ではなく「ドラえもん」。これが見事に正解!!

 

1位の肉クイ隊がいきなりチャレンジ成功ということで、ここでまさかの1ポイント獲得してるチームには4ポイント、0ポイントのチームには5ポイントという、プロデューサーのその場の判断でルール変更。

見事にチャレンジに成功したgacha-cha-sとSTAY TUNES! SideMが肉クイ隊に並び、最終決戦は司会の松田さんのジェスチャーに先に挙手した人が回答して正解したらそこで勝利チーム決定というサドンデスマッチ。

ここで肉クイ隊に悲劇が起きて、挙手した人の順に解答権を与える作家さんから肉クイ隊が死角だったこともあり、吉野さんが見事正解して、gacha-cha-sがバーベキューをゲット。

 

ライブでは去年と違ってフロアは全員着席の状態だったので、スタンディングよりも明らかに後ろのほうでも見やすさはありました。

 

ライブをはさんで後半は個人による「アニラブ王座決定戦」女性が優勝すればアニラブクイーン、男性が優勝すればアニラブキングの称号とともに自分の番組が持てるということで、みんな本気モード。

だがしかし、ここで司会は再び湊元さんと後藤さんに戻り、なんと1回戦は湊元さんの鼻歌を挙手の早い順に回答していき、4問やって正解した4人のみが最終決戦へと進めるという「Mステ」という難問が立ちはだかる(もちろん湊元さんは大火傷)。

 

1問目の答えは「おもちゃのチャチャチャ」で、大野さん正解。

湊元さんの鼻歌に対して「もっとビートきざんで」という回答者のクレームに対して「ラッパーだぞこちとら!!」という返しで会場はひと笑い。

2問目はいきなり松田さんがいきなり「傷ついて大門」と答えて、「バカめ!!」とバッサリいく湊元節。正解は峯田さんの答えた「大きなくりの木の下で」でした。

3問目は嘉陽さんがお手つきして、この問題の回答権が消え、われらがちぃちゃんが「およげ!たいやきくん」と答えて正解!! 「ちょうどたいやき食べたいとおもってた」というコメントもちぃちゃんらしかった。

4問目は誰もが鼻歌が始まって2秒もしないようなところで草本さんが「お正月」と言って、大勢の回答者がポカ~ンとしてる中、これが見事正解!! 草本さんはエスパーでした。

 

個人戦の決勝は「落さない玉」ということで、30秒以内にステージの端からスプーンでボールを何個逆側のボックスに運べるかというチャレンジ。

ちぃちゃん、峯田さん、大野さん(左利き)、草本さんの順にチャレンジして、それぞれ5コ、5コ、4コ、3コでちぃちゃんと峯田さんが見事最終決戦に進出。

 

最終決戦は同じ「落さない玉」をちぃちゃんと峯田が1コを何秒で入れることができるかというタイムアタック。

結果はちぃちゃんが4.2秒、峯田さんが3.9秒。4秒の壁を破った峯田さんがアニラブクイーンと番組の権利をゲット!!

ちぃちゃんは負けてしまったものの、ステージの上で峯田さんと健闘を讃え合って、ふたりの距離が縮まったような感じだったので、そんなところがちょっとした感動ポイントだったりもしました。

 

エンディングでは姫イド隊を代表してなのちゃんがコメント。会場のみんながすごく受け入れ態勢であることに動揺していました。この日はなのちゃん大活躍。

 

そんな感じで、2時間の予定が少し延びて2時間14分の楽しいイベントでした。

 

ちなみに去年は終演後にメンバー4人で撮ったチェキ付きの『未来ひとつ』の販売があったりしたので、今年も終演後の物販あるかもしれないとおもってイベントが終わってまっ先に会場を飛び出たものの、今回はアニラブ関連のCDをふくめ、なにも物販はありませんでした。入場した際にフライヤーなんかもいすには置いてませんでした。

 

以上、リポート終了です。